ハロウィーンは何の日?|福岡県春日市の英語教室アップル
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ハロウィーンの季節になりましたね。
今日の小学生のレッスンでは、"HALLOWEEN IS…"という絵本を使って、ハロウィーンがもともとはどんなお祭りだったのかについてお話ししました。
ハロウィンは、約2000年前に、古代ケルト人が秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すために行っていたサウィン(Samhain)というお祭りに由来するそうです。
後に、このサウィンが、11月1日に行われるキリスト教の万聖節(All Hallows’ Day)に取り込まれ、その前日の日ということで、All Hallow’s Eveという言葉が短縮されてHalloween になったようです。
今日では、宗教的な意味は失われ、日本でも秋のイベントになってますが、ハロウィーンの歴史もこどもたちに教えてあげたいですね。
ハロウィーンではどうして仮装をするの?
古代ケルト人は、冬の始まりであるこの時期に、この世と霊界との間の「門」が開き、祖先のみならず悪霊もこの世に入ってくると信じていました。
人々は夜に外に出る時は、悪霊に襲われないよう自分たちも悪霊に扮して出かけたというのがハロウィンの仮装のはじまりだそうです。
パンプキンがジャコーランタンと呼ばれているのはなぜ?
ジャコーランタンはアイルランドの逸話からきています。昔、ジャックという人がいたのですが、ジャックは生前、行いが悪かったため、地獄に送られます。そこで、悪魔がジャックに燃えている石炭を投げつけると、ジャックはその石炭を、中をくりぬいたカブに入れて、提灯にして暗闇をさまよったそうです。
人々は彼のことをJack of the Lantern (ジャックの提灯)とよび、それが短くなって、Jack-o-lanternとなったそうです。
ずっと後になり、19世紀~20世紀に、アイルランドやヨーロッパの人たちが、アメリカに移住しときに、ハロウィンが伝わり、アメリカではカブよりもカボチャの方がよく穫れたので、カボチャが使われるようになったようです。
今日のハロウィン
現代では特にアメリカで一年の行事として定着しています。本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっていて、カボチャでジャコーランタンをつくって、家の前に飾ったり、子ども達が魔女やお化けに仮装して、近所の家々を訪れてお菓子をもらったりするようです。
とはいえ、アメリカは広い国で、宗教や文化も様々なので、ハロウィンに特に何もしない人もたくさんいます。
カボチャのクラフトを競い合う大規模なイベントがアメリカの各地あり、ニューヨークのハドソン・バレーでも毎年、ユニークな作品が展示され、壮観です。
日本のハロウィン
日本で初めてハロウィンのパレードが行われたのはどこ?
今日では、日本でもハロウィンは広く知られハロウィンパレードも各地で行われるようになりましたが、
ちなみに、日本で初めてハロウィンのパレードが行われたのはどこかご存知ですか?
二択からお選びください。
A 東京ディズニーランド
B 原宿キディランド
正解は
B 原宿キディランド です。
初めてのハロウィンの仮装パレードは
1983年10月にキティちゃんでおなじみの
原宿キディランドで行われました。
でも、日本にハロウィンが広まったのは1990年代から始まった東京テズニィーランドでのイベントの影響によるものらしいです。
今では、渋谷をはじめ、日本のあちこちでハロウィンパレードが行われていますね。
アップル英語教室のハロウィン・イベント
アップルでも毎年、ハロウィンのイベントを行っています。ハロウィンは子ども達にとって、英語教室の中で、一番楽しみな行事のようです。
イベントでは、ハロウィンの絵本やゲームを楽しみます。
もちろん、お菓子もありますよ(^^♪
去年は、鬼滅の刃がブームで、炭治郎とカナヲのペアも出現!
今年も10月の終わりにハロウィンのイベントを楽しみます。
参加する子どもたちは、次の言葉をしっかり練習しておいてね(^^♪
Trick or Treat,
Trick or Treat,
Give me something good to eat!
(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ!)
Posted by akorin_kasuga