洋書多読600万語通過|福岡県春日市の英語教室アップル
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洋書多読600万語通過しました!
今日、読んだ本はLove Storyです。
茨城の公立高校から松野知紀さんがハーバード大学に現役合格!というニュースをきいて、ハーバード大学を舞台にしたこの話を思い出し、読み直しました。
Oxford Bookworms Library
YL 3.0
語数 8600語
物語のあらすじ
名家の御曹司、オリバーとイタリア移民の娘、ジェニーという余りにも身の上の違う2人の切ないロマンスを描いた不朽の恋愛小説。(1970年に映画化)
彼らは大学生時代に出会い、次第に惹かれ合い、オリバーの父の反対を押し切って結婚する。そのため、オリバーは、ハーバードの法律学校の学費を打ち切られるが、その間、ジェニーが学費や生活費の為に働き、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。
オリバーは優秀な成績で卒業し、法律事務所へ勤めるため、2人はニューヨークへ移るのだったが……。
Love means never having to say you're sorry.
このストーリーの中に次のセリフが2回出てきます。
最初は、ジェニーによって、そして、最後はオリバーによって。
Love means never having to say you’re sorry.
「愛とは決して後悔しないこと」と訳されています。
高校時代に初めてこの映画を見た時は、この言葉の意味、全くわからないけれど、オリバーとジェニーの純愛と悲しいラストシーンに、号泣しました😭
でも、今回、読み直して、この話に出てくる二人の父親の対照的な子どもに対する愛情の表現に目が向きました。
由緒ある家柄で社会的地位もあるオリバーの父は、息子のことを思っているのに、それを素直に言葉にできない。なんとか息子と会話を繋げようとするけど、なかなかうまく伝えられない。息子の結婚に反対し、絶縁状態になったが、息子の様子は遠くから見守っている。
イタリア系移民でパン屋を営むジェニーの父は、娘とはとてもフランクに話せる関係。でも、娘が白血病で余命がわずかとオリバーから知らされた時、泣くこともできないで、沈黙する。そして、店をたたみ、二人の家に引っ越し、ひたすら家の掃除をする。娘が病院から帰れる日を待ちながら。
オリバーの父も、物語のラストシーンでは、打ちひしがれた息子に寄り添い、”I’m sorry."とオリバーに言うと、オリバーは以前、ジェニーから言われた言葉 ”Love means never having to say you’re sorry." を父に返す。そして、父の前で初めて泣く。二人はようやくお互いの気持ちを通わせる。
Love means never having to say you’re sorry.
愛にはいろんな形や表現がある。人はおろかで、時には衝突もするけど、愛し合っているのであれば大丈夫だよ。
そんな風にも聞こえました。
この映画のテーマソングも私のお気に入りです。
素人演奏でお恥ずかしいのですが、お時間があれば聞いていただけると嬉しいです(^^♪
Posted by akorin_kasuga