小学生 英語音読のめざましい効果

小5のYちゃんが自宅で英語絵本のアプリ絵本を音読している様子の動画を、お母様から送っていただきました。

Yちゃんが読んでいるのは、”Monster Music"という本です。(Raz-Kidsという絵本のプログラムのレベルI)

[ピアノショップで、音楽好きのモンスターの1匹がピアノを弾き、もう1匹が歌い始めると、ほかのモンスター達が集まってきます。。。]

Yちゃんは小学2年生の時から英語をはじめ、約3年の学習歴ですが、英語らしい息づかいと読むスピードには驚かされます😮

Yちゃんの音読を聞いて、ネィティブが吹き込んだものをソフトが音出ししていると勘違いした人さえいます(笑)ぜひ、お聞きください(^^♪

お母様に家庭学習について聞いてみました

お母様に、Yちゃんがどのように家庭学習しているのか伺ってみました。

お子さんの英語教育に興味のある方のご参考になればと思います。

私の質問:Q
お母様の回答:A

質問

Yちゃんは英語絵本のアプリを習慣にされてますが、お母様もたくさんサポートされたと思います。声かけのタイミングとか、絵本アプリに取り組む時間帯とか工夫されたことはおありでしょうか?また、どれくらいの時間されていますか?

答

朝起きて、朝ご飯までの間にするように習慣づけました。寝坊した日はできなかったですが、それはそれでオッケーにしていました。
毎日、10分くらい絵本のアプリを使っています。
たまに長く聞いているときもありますが、基本的にはそんなに長くないです。

質問

苦労されたこと良かったことなど、何かありましたら教えてください。

答

aa, A, B (入門レベル)は、何個かは、1人でできていましたが、一緒にしないと読めないのも多かったです。でも、それを過ぎたら、たぶん、レッスンも進んできたおかげで、単語を見てなんとなく発音が予想できるようになり、私が一緒にしなくても読めるようになりました。
最初が一番大変だったなと思います。
あとは、ポイントを貯めるのを励みにしていたようです。

質問

講師にこうしてほしかった、みたいなこともあれば教えてください。

答

先生にこうしてほしかったことは特にはないです。満足しています。
最初は、絵本やBBカードばかりで、これが英検や英語の学習にどう繋がっていくのか不安なときもありましたが、、いろいろ納得できています!

英検の問題なども楽しくできているのは、英語に対して苦手意識がないからだと思います!
先生からアプリの音読はよく褒めてもらってたので、自信につながったのではと思います。

体験レッスンの時に、たくさんの絵本を読むことで、いずれ長い文も読めるようになると先生から聞いたので入会を決めました。

アプリで絵本を読むことが大事だという認識があったので、最初は結構、厳しくした記憶があります。
今は、特に何も言わなくても自分から読んでいます。

お忙しいところ、丁寧にお答えいただきありがとうございました。

朝の忙しいお時間に、お子さんに付き合うためには、お母様の準備や心構えもいったのではと敬服します。

とても参考になりました。本当にありがとうございました。

英語は勉強ではなく技能科目

折に触れ言っていることですが、英語はお勉強ではなく、ピアノや水泳のように練習が必要な技能科目です。

週1のレッスンに行くだけでピアノがうまくなれると思っている人はいないと思いますが、英語も週1のレッスンだけでは、なかなか上達しません。

1週間にまとめて1時間するより、10分くらいの短い時間でいいので、できるだけ毎日英語にふれるほうが効果があります。

大切なのは、いかに習慣にするかなので、英語の上達は、小さなお子さんの場合は、お母様のサポートに頼らざる得ないところです。

朝読10分でめざましい効果

それにしても、Yちゃんが、小学2年生から英語を習い始め、3年間でこんなにスラスラと音読できるようになったのには驚きです。

Yちゃんのお母様が朝読10分を習慣づけたのが良かったのだと思います。朝の時間は、母親にとっては、朝食の準備で一番忙しい時ですが、子どもにとっては、気持ちもフレッシュでエネルギーに満ちた時間です。


実は、この4月からYちゃんの弟さん(小学2年生)も英語教室に通ってきていただいていますが、私が、宿題に「絵本アプリ」とホワイトボードに書くと、「どうせ絵本アプリはするんだから、書かなくていいでしょ。」と言ってます。お姉ちゃんの様子を見て、絵本アプリをするのは当然と思ってるんですね(笑)すごいです!

小学校卒業までに英語の基礎を身につけよう!

毎日の10分は大変かもしれませんが、年齢が低いほど耳は良いので、大人になってからよりも少ない時間で英語の音がインプットされるように思えます。個人差もありますが、音声面では、9歳あたりが外国語の音声をそのまま取り込める臨界期という説もあります。

また、費用面でも、英語絵本の多読のほうが、大きくなって、英語学習のために留学するより、コスパがずっと良いです。
(英語学習のために留学するのはもったいない。英語以外の何かを学ぶために留学してほしいです。)

そして、何よりも、英語のスキルを身につけることで、進学や就職の選択肢が増え、お子さんの将来の可能性は広がります。

中学生になったら部活や塾で、英語の音読の時間はなかなかとれないのが現状です。できたら、小さいうちに英語を始めて、小学校を卒業するまでに、英語の基礎を身につけてほしいと思います。

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